[SRS0210]手当情報

画面概要

手当情報画面は、手当情報を設定する画面です。

画面イメージ

※画面内の丸付き番号は画面解説の番号と対になります。

画面解説

  1. 手当情報一覧

    既存の手当情報一覧を表示します。参照、更新、削除する手当を選択します。

  2. 手当名

    手当名をタイ語、英語、日本語で設定します。

  3. 有効期間

    当該手当情報の有効期間を設定します。

    “無期限”を設定した手当情報は永続的に給与計算に反映されます。例えば、住宅手当は永続的に給与計算に反映させ続ける（有効期間を設ける必要がない）ので無期限を設定します。

    “期間”を設定した手当情報は設定した期間内のみ給与計算に反映されます。例えば、一年間に限って皆勤手当を設ける場合のように有効期間を設ける必要がある手当には期間を設定します。

    年は西暦で入力して下さい。

  4. 手当情報
    1. 定期または不定期

      当該手当を毎回加給するなら“定期所得”を設定します。例えば、交通費手当のように毎回の給与支払いで加給する必要のある手当の場合、“定期所得”を設定します。

      発生の都度加給するなら“不定期所得”を設定します。例えば、出張手当のように発生の都度加給する必要のある手当の場合、“不定期所得”を設定します。

    2. 課税または非課税

      当該手当が課税対象(課税所得)となるかを設定します。

      基本的に一部の例外を除いて、全ての手当は課税対象となります。

      例外的に課税対象とならない手当は、任務を遂行するために必要な手当（交通費実費、交通費手当）、公務員の出張手当と同額の手当(出張費実費、出張手当）、赴任旅費、帰任旅費等があります。

      ※最新の課税対象とならない手当についてはお問い合わせください。

    3. 支払通貨

      当該手当の支払通貨を設定します。

      支払通貨に使用できるのは[CID0110]会社情報画面の外貨に設定した通貨となります。

    4. 支払方法

      当該手当の支払方法を設定します。

      例えば、交通費手当の車や運転手のように現物支給する手当の場合、現物支給を設定します。

  5. 支払金額

    手当額の計算方法を設定します。

    当システムでは手当毎に手当額を定せず、従業員毎に手当額を設定します。何故ならば、手当額は従業員との雇用契約に基づいて決定するからです。（従業員毎に一律とは限らないということです。）

    手当額は、[PSN0210]従業員給与情報作成画面で設定します。

    “定額”を設定すると手当額は固定となります。

    “式”を設定すると手当額は計算式で求めます。計算式に使える変数と演算子については以下の表を参照して下さい。

    ※ここでは四則演算までしか解説しませんが、さらに複雑な条件を設定したい場合、弊社サポートまでご連絡下さい。

    変数名 意味
    BasicSalary1 基本給（タイバーツ）
    BasicSalary2 基本給（外貨１）
    BasicSalary3 基本給（外貨２）
    ExchangeRate1 為替レート（外貨１→タイバーツ）
    ExchangeRate2 為替レート（外貨2→タイバーツ）
    HourlyWage OT時間単価（タイバーツ）
    HourlyWage1 OT時間単価（外貨１）
    HourlyWage2 OT時間単価（外貨２）
    RegularIncome 定期所得総額（タイバーツに換算されたもの）
    ActualWorkingDay 当該従業員が通常勤務日に働いた日数
    Absent 当該従業員が通常勤務日に働かなかった日数
    LateComeTimes 遅刻・早退回数
    LateComeHour 遅刻・早退時間
    OT1Hour OT1時間
    OT2Hour OT2時間
    OT3Hour OT3時間
    WorkOnHolidays 休日出勤日数
    PositionCode 当該従業員の役職コード
    SalaryUnit 当該従業員が「月給制（Monthly）」「週給制（Weekly）」「日給制（Daily）」のいづれであるかを示す為の情報
    DivisionCode 当該従業員の所属部門コード
    演算子 意味
    + 足す
    – 引く
    / 割る
    * 掛ける
    ( ) 括弧
    式 意味
    (ActualWorkingDay+ WorkOnHolidays)*20 食事手当：（通常勤務日数+休日勤務日数）×20（バーツ）
    WorkOnHolidays*150 休日出勤手当：休日出勤日数×150（バーツ）
  6. 時給計算に含める

    当該手当を時給計算に含めるかを設定します。

    “含める”を設定すると、時給を計算する際に当該手当金額を含めて計算します。

    ※計算された時給は残業手当、遅刻、早退、欠勤の加減給に使用します。

    ※例えば基本給16000฿、計算期間の労働時間160h、手当3200฿、手当を時給計算に含める場合、(16000+3200)/160=120฿、手当を時給計算に含めない場合、(16000)/160=100฿となります。

呼び出し元画面/コマンド・センター/メニュー

  1. 画面
  2. コマンド・センター
  3. メニュー

サンプル

一般的に使用される手当情報をサンプルとして用意しています。

当該画面を開いた際に表示されるサンプル画面から登録したい手当情報を選択し、選択ボタンを押下することで、当該画面へ反映されます。

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